偶然の事故を装って、自動車や自転車にぶつかってくる「当たり屋」。ドライブレコーダーの普及で、彼らの「演技」も明らかにされるようになってきました。
今回は、賠償金目当ての当たり屋の迫真（？）の演技をご紹介します。

◆当たり屋画像12連発！

自らクルマのボンネットに向かってジャンピングしてくる人、道のど真ん中で荷物を両手に抱えて座り込む人……。徐行中のノロノロ運転のクルマのボンネットに乗り上げてくるおじさんにいたっては、当たり屋というよりも、身■をスリスリさせてくる甘えた猫にしか見えません！

◆命がけすぎる韓国の当たり屋

当たり屋の男はすごい勢いで運転中の自動車のボンネットに飛び乗ってきました。しかし、最初の「一撃」ではパワーが足りなかったのか、クルマには傷がつきません。すると、当たり屋はなんと、自らフロントガラスに頭突き。ヒビが入るまで計4回頭突きしたあと、めまいを起こしたのか、ゆっくりとすべりおちていきます……。
ネットでは「全力すぎる当たり屋」などと、驚きの声が上がっています。
ところでこの彼、ドライブレコーダーの映■を警察に提出されれば、賠償金どころか、自らが器物破損で賠償するはめになるのを知らないのでしょうか。

◆へたくそすぎる当たり屋に、被害者も苦笑

クルマに向かって一目散に走り込んで来る若い男性。そして、自らクルマのボンネットにジャンピング！しばらく苦しげに息遣いをしたあと、ゆっくりと地面にすべりおちます。
その数秒後、クルマの持ち主らしき男性が画面に現れ、呆れた様子で当たり屋を見下ろし、なにかを話しています。ポケットから携帯電話を取り出したり、どこかを指さしたりしている男性。最終的には、苦しげにうめいていた当たり屋が立ち上■り、ピンピンしたままどこかに立ち去っていきます。
そのあまりに見え透いた演技に、ネットでは「へたくそすぎる」「新人か？」などの感想がよせられています。

◆ぶつかるのが趣味？変な当たり屋

かなり前方のほうから、自動車に向かって走ってくる男性。クルマのボンネットにぶつかって、地面に転がった！……そして「事故」の数秒後、被害者のカップルが唖然としていると、男性はむっくりと立ち上がり、なぜか悠然とした足取りでそのまま立ち去っていきます。あれ？　あなた当たり屋ですよね？　お金を要求したりしないの？
そしてさらに数秒後、立ち去った男性は、別の車線を走っていた別のクルマの横っ腹にアタック！　こちらのクルマはけっこうなスピードで走っており、当たり屋には構わずそのまま走り去っていきます。跳ね飛ばされた男性、しばらく地■に転がっていましたが、誰からも相手にされないのを感じたのか、再びむっくりと立ち上がり、何も言わずに悠然とした足取りで立ち去っていきました……。何がしたかったの？　クルマにぶつかるのが趣味なんでしょうか。

◆さすがおそロシア！当たり屋をぶん殴る運転手

こちらは、ロシアの当たり屋映像。
クルマがやってくるかなり手前から、道路に飛び出しゴロンと横になる当たり屋。クルマは急停止し、運転手らしき筋骨たくましいロシア男性が画面に現れます。
するとこの男性、ズカズカと当たり屋に歩み寄り、有無を言わせずパンチを一発。さらに、蹴りも入れ、まだまだ怒りが収まらなかったのか、地団駄を踏んだ男性は、当たり屋の首根っこをひっつかみ、路肩まで引きずると、乱暴に突き放します。
さすがおそロシアというか、当たり屋の自業自得というべきか……。
ロシアでは交通事故は厳罰で、人身事故を起こした場合、歩行者の過失が認められなければ、運転者が治療費を全額負担し、賠償金も払わなくてはいけないとか。そう聞くと、この男性の怒りもごもっともと言えます。

◆海外ではドラレコの普及進む

当たり屋被害の多い中国・韓国・ロシアでは、ドライブレコーダーの普及が進んでいるといいます。これらの「雑すぎる」当たり屋映像をみれば、その理由に納得！　ですよね。

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